Nゲージ制作スタイル

Nゲージのこと、たくさん知っていきましょう!

林や海の情景を再現する方法

海辺の路線

Nゲージのジオラマで林や海を再現する場合、まずは予算に余裕を持たせることが重要と言えます。鉄道模型そのものがお金のかかる趣味ですが、中でもジオラマ作りはストラクチャーやシーナリーをたくさん用意する必要があるので出費の高額化は避けられません。
林や海を再現するには相応の準備が欠かせないので、それに伴う出費も大きくなります。工夫次第で出費を低く抑えることは可能ですが、ジオラマのクオリティを高く保つなら模型用の製品を使うのが無難です。
林を再現するならNゲージサイズの樹木やライケンを多用するのがもっとも簡単かつ効果的な方法です。樹木はプラスチックの棒や針金で幹を作り、そこにライケンを接着させることで自作ができます。

海をジオラマで再現するには大別するとプラスチック板を貼り付ける方法と、模型用の半透明シリコンを流し込む方法があります。プラスチック板の使用は簡単なうえに安く済むものの、平面的な仕上がりになるのでリアリティが乏しい欠点があります。半透明シリコンは海水の質感を演出できる他、波の形状も再現できるので本物の海面のように見せることが可能です。
しかし、半透明シリコンは高額なうえに扱いが難しく、ジオラマ作りに慣れていない初心者には不向きなシーナリーです。ジオラマで林や海を再現するなら面積を広く取るよりも、一部分だけに限ってリアルな質感を持たせる方が効果的と言えます。
出費も安く抑えることができるので初心者からベテランまで幅広い層に適した方法です。